乾燥肌に効果的な洗顔・クレンジングのポイントは、まず何もつけない洗顔が最高だということです。
しかし、汗を大量にかいたり汚れたりしていれば、当然 石鹸 を使用しなくてはなりませんが、そんなときは極力低刺激のものを選びましょう。普通の手洗い用の固形石鹸をよく泡立てて少量使うだけでも充分です。
洗顔料 を使う時は、汚れを落とすだけにしましょう。洗顔するときのお湯の温度は30〜34度くらいのぬるま湯が適しています。あまり冷たい水だと毛穴が閉じてしまい、毛穴の奥の汚れが取れません。ぬるま湯が最適です。熱湯は当然ダメです。
化粧落とし に、オイルのふきとりタイプを使用している人は気をつけてください。オイルクレンジング・ショートタイプ(ふき取りタイプ)・油性ジェルなどは、強いメイクを落とすために使うものなので、落ちがよいからといって普段のメイクを落とすのに毎日使っていると肌が荒れてきます。
乾燥して粉をふいている人は、ざらざらしているのが嫌で、とにかくツルツルにしたくて、洗顔の回数を増やしたり、指やツメでポロポロといじってしまうことがありますが、これもかなり肌には負担になってしまいます。
洗顔回数はできるだけ少なく、朝と晩1回ずつにし、さらに乾燥や肌荒れのひどい人は、朝はかるくススグだけにしましょう。洗顔料を使った洗顔は夜のお風呂に入ったときだけにするのがもっとも理想です。
これを1週間続けただけで、かなり肌の状態はよくなるでしょう。
日常の洗顔とケアの方法
洗顔の手順
(1). 朝と晩の、一日2回は 必ず、洗顔をしましょう。
(2). 洗顔ソープ は自分の肌質に合ったものを選びましょう。
(3). 洗顔ソープはまず泡立てましょう。
ネットまたはストッキングで細かな硬い泡を立てます。
(手の平を逆さにしても落ちない程度に!)
(4). 泡立てたその泡を顔全体に乗せて5分くらい置きます。(泡パック!)
(5). 次に泡を手の平で押さえて円を描くように顔を洗います。
(出来るだけ肌に指先を触れないように!)
(6). 泡で顔を洗ったら、ぬるま湯で顔全体を丁寧に洗い、泡を落とします。
(7). 柔らかなタオルで押さえるようにして水分をとります。(擦らないように!)
(8). すぐにローション(保湿力のあるもの)を手の平に広げ、顔全体に押さ
えるように塗ります。
(9). 次にクリーム(真珠2〜3粒ぶん位)を手に広げ、同じ要領で顔全体に
塗ります。
* 早い人で約1週間ぐらいで効果が表れます。
* 洗顔前には手を洗い、手の油分を取り除きましょう。
* 夜、洗顔後のクリームは、少し多目に使用しましょう。
以上のような、洗顔とケアを常に心がけていると、決して乾燥肌にはならないばかりか、いつまでも健康的な「ハリと潤いのあるお肌」を保ち続けることができるでしょう。
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