乾燥肌の栄養成分

乾燥肌に効く栄養成分にはどのようなものがあるのでしょうか？

乾燥肌に必要な栄養素といえば、ビタミンが挙げられます。ビタミンはとても大切な栄養成分で、中でも、ビタミンＡ、Ｂ、Ｅは、なくてはならない栄養成分です。

ビタミンＡは、新陳代謝を良くして、ターンオーバー（肌の再生）を促進します。
また、新陳代謝を正常にしてくれる働きもあります。うなぎ、サバ、いわしなどの青魚、卵黄、緑黄色野菜、わかめ などに多く含まれます。

次に、ビタミンＢは乾燥肌を始めとして、いろいろな肌トラブルに有効です。新陳代謝の働きを活発にしてくれて、乾燥肌の炎症を抑えてくれる働きがあります。豚肉やレバー・大豆などに多く含まれます。

ビタミンＣは肌の「ハリ」を作るコラーゲンを生成してくれます。周知の通り、果物・野菜に豊富です。

ビタミンＥは、血行が改善されるので、冷えが原因の乾燥肌に有効です。
大豆・玄米・アボカドに多く含まれます。また、先ほども挙げたコラーゲンも大事です。魚や鶏肉などのゼラチン質の部分がそれに相当します。

これらの栄養成分はあくまで乾燥肌にとって良い効果をもたらすものであって、直接的に改善されるものではありませんが、スナック菓子やファーストフードなどの添加物が多い食事を控え、ふつうの食事をしていれば問題ありません。

まずは肌に悪いものを食べていないか、偏食はしていないかなど、食生活自体を見直すことが得策であるように思います。