
これまで、アトピーのたくさんの原因を見てきましたがそれを防ぐための予防策と改善策を見てみましょう。
アトピー性皮膚炎の皮膚は乾燥しやすくバリア機能が低下しています。炎症がおさまっているときも油断せず、毎日のスキンケアをしっかりして再燃を予防することが大切です。
アトピー対策の基本は「清潔」と「保湿」です。
まず、アトピーの根本的な始まりは、やはり 乾燥肌 といえます。
ですから、日ごろから乾燥肌に気を遣っていれば、必然的にアトピーにはなりにくいともいえます。もちろん、食べ物などの影響もあるので一概には言えないですが、肌にとっては乾燥が大敵で、万病の元であることを覚えておきましょう。
■ 自宅でできるアトピー対策
(1)肌の乾燥を防ぐこと
アトピー性皮膚炎の肌は乾燥しやすいため、肌の保湿状態を保つことです。 まずは皮膚を清潔にすること。そして、乾燥肌にならない努力をすること。これが最善の予防策です。乾燥肌の予防や対策は、乾燥肌のページでも述べています。
(2)室内環境をきれいにすること。
具体的には、ダニやハウスダスト退治です。「ダニ」といっても、ダニそのものというよりは、ダニの死骸、ダニの分泌物や排泄物がアレルギーを引き起こす原因を取り除くことです。 ですから、布団を干してダニを殺すだけではなく、はたいてダニの死骸を取り払う必要があります。私自身も、ダニやハウスダスト対策を行っていますが、もっとも効果的だといわれているのが、毎日布団に掃除機をかけることです。
絨毯や床の掃除はもちろんのこと、布団や枕も掃除機で吸い取るのです。この毎日の積み重ねが、大きな効果をもたらします。
そして、天気の良い日には太陽光線に当てましょう。「日干し」して布団や枕や敷布や、座布団や、絨毯など、干せるものは何でも干しましょう。太陽の力でダニ退治ですね。ダニは日光に当たると死んでしまうので、取り込む際は掃除機にかけてダニの死骸を吸い取るようにしましょう。
アトピーではないですが、同じアレルギーである鼻炎も、この掃除機対策や日干し対策をはじめてから数ヶ月で症状が改善されました。皆さんもぜひ実行してみることをおすすめします。
(3)体を洗う時は強い刺激を与えないこと。
炎症が悪化している「かゆい所」は、入浴時や洗顔時にタオルやスポンジを 泡立てて洗わずに 手でやさしく洗うこと で、患部への刺激をやわらげることができます。石けんも低刺激のものを使用するようにします。
入浴後も体の水分が逃げていきやすいので、医師が処方した保湿剤を塗るなどして肌のうるおいを保つようにします。しかし、自己判断で過剰に塗りすぎるのはかえって肌への負担になる場合があるので、使用する量はドクターの指示を仰ぎましょう。
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