肌荒れや乾燥肌はちゃんと手当てすれば改善できます。  



痒みの原因


乾燥肌を放っておくと、どんどん水分が失われ、さらに乾き、今度はかゆみを伴ってきます。このかゆみは乾燥肌のもっとも大きな弊害といっても良いでしょう。


夜かゆみで眠れなかったり、仕事に支障をきたしたりすることもあるでしょう。また、肌を掻いてしまって、地肌を傷つけてしまったり、ボロボロになってしまったりしている方も多いです。


このように、肌のかゆみというのは意外と厄介なものです。肌がかゆみを起こす原因は、肌が乾燥すること、つまり肌の皮脂不足です。
健康で正常な肌は、皮脂腺からでる油分である皮脂と、汗腺からでる水分が混ざって、皮脂膜という天然の保湿クリームができあがり、肌は潤いと張りを保ち、紫外線などから肌を守ってくれます。


乾燥肌は、その皮脂膜が失われているか、少ないために水分や皮脂不足のために起こります。更に乾燥が進むと、かゆみが出てきます。


もともと皮脂の少ない手のひら、足の裏、腕の内側、すねなどは、強くかゆみを感じやすい部位です。また皮脂膜だけでなく室内が乾燥したりすれば皮膚の水分も蒸発して乾燥肌とかゆみを引き起こします。


あまりに乾燥が進行すると、血液の流れも悪くなってきます。

以上のような原因で肌のかゆみが起きてしまうのです。逆に言うと、肌のかゆみは、これらの原因を断てば、簡単に改善できるとも言えます。

次回から、この肌の痒みの予防、痒みの改善策をご紹介します。



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